[シェムリアップ-プノンペン]
昨夜、トンレサップ川とメコン川が合流するプノンペンからメコン川を遡り、朝食を食べ終わる頃、ワットハンチェイという小さなクメール遺跡に着く。
ジャヤバルマン号は赤い土の土手に接岸し、私たちはその土手をよじ登り、メコン川に沿った道路で待機している地元のバイクタクシーに乗って丘の頂上へ向かう。
7世紀に建立されたクメール遺跡はレンガでできており、アンコールワットの雄大な遺跡と比べるとさみしさを感じるが、丘の上のワットハンチェイが見つめる風景は、ジャヤバルマン号から川岸を見てきた私を開放的にしてくれた。
午後はコンポンチャムのワットノコールに訪れる。
外観は蛇神ナーガやデバターの彫刻がのこるアンコール様式の遺跡だが主祠堂へ入ると、釈迦の生涯がカラフルに描かれたクメール寺院が姿が現れたので、白黒テレビからカラーテレビへ瞬時に変わったような不思議な感覚に見舞われた。
[2010/01/19]